愚痴・憎まれ口・無駄口・世迷言・独断と偏見・屁理屈・その他言いたい放題!
その31.≪「審査員特別賞」を頂いたけど・・≫
またまた今年も、第2回「長崎ぶらぶら踊りコンテスト」に参加しました!勿論前回と同じ「十八銀行バンカーズジュニア」としてです♪ 前回、短期間でのヤッツケ仕事(?)にもかかわらず、「チームワー ク賞」を頂いたお蔭で、今年は少し予算が頂けたので、ありったけの 知恵を絞って、衣裳も小道具も超豪華に見えるように工夫したんです が、これが裏目に出て、「湯水のようにお金を掛けた」と誤解された ようで・・・(汗)なかなか難しいモンです。曲のアレンジは、京都 の「KANADE」の岡さんにお願いして、前半はシットリとした日本調に して、後半は思いッ切り賑やかなサンバにしましたが、このアレンジ は抜群に評判が良かったです♪ 稽古日は前回よりも3日ほど多かったんですが、出演者が忙しい人ば かりで、全員で揃って練習出来たのは、たった4日しかありませんで した!(涙)でも、皆が必死に頑張ってくれたお蔭で、今年は「審査 員特別賞」というのを頂きました♪これで2年連続の受賞です!!! 「審査員特別賞」というのは、1位から3位までの入賞とは別枠で、 果たしてどう言う意味の賞なのか、今一不明ですが(笑)、なにはと もあれ、賞を頂けてよかったです♪それにもかかわらず、何処か釈然 としないのは・・・ |
入賞した3組全てが洋装で、踊りの内容も「ぶらぶら節」の歌詞とは 殆んど無関係の振りで、3位がファンク調、2位がモダンバレェ調、 そして1位がジャズダンス調の振付だったうえに・・・コンテストの コンセプトである「長崎らしさ」や、「『よさこい祭り』とは1線を 劃した内容にしたい」という市長の意向や、絶対に手に鈴を付けて踊 らなくてはならないという規則などが、ことごとく無視されたような 審査結果だったからでしょう!某TV関係者の方ともお話したんです が、やはり同じ心配をなさってました!単なる「ダンスコンテスト」 とは違うのにって・・・まだ2回目なので、色々と試行錯誤の段階だ とは思いますが、一番大切な部分だけはシッカリと示して頂きたいで す! |
19チームの内、キチンとした着物姿はウチだけでしたし、「和」の 情緒や「長崎」独特の雰囲気を重視したチームも、とても数が少なく て、なんだか寂しかったです!(涙)祭法被を着て踊ったチーム(内 容はまるっきり洋舞でした)が、全員左前に法被を着てるのに唖然と したり・・・(汗)でも、お客様の反応はとてもよかったので、充分 楽しんで頂けたと思っています♪ |
誤解を招くといけないので・・・僕は洋装やダンス系の振付がいけな いと思ってる訳ではありません!実際ウチの振付も、前半はシットリ とした日本調ですが、後半はホットなサンバで、完璧に洋舞の振りな んです♪でもウチの場合は、前半は丸山の廓情緒と男女の恋模様を、 後半はお祭り好きの長崎人気質を表現する事で、「長崎らしさ」を醸 し出そうと努力しましたし、自由な発想で振付ける為に、敢えて「唄 なし」のアレンジにしました!もしも「唄入り」の曲だったら、もっ と違った振りになったと思います!手に鈴を付けるのは本当は嫌だっ たんですけど、規則を破る訳にはいかないので、むしろ鈴の音が効果 的に働くように、両手を激しく振る動きを付けたりもしました♪また 「『よさこい』とは違うものにしたい」と思って、後半部分はロック 調ではなくサンバにしたんです♪でも入賞した3チームの振りには、 上記のような配慮が殆んど感じられなかったんですよネェ・・・ |
またまた誤解を招くといけないので(笑)付け加えますが、入賞した 3チームの踊りそのものは、とても見事だったと思います♪3位のチ ームは、作業服にヘルメット姿の男性ばかりで、なかなか凝った振付 で、ユーモラスな部分もあって、僕もとても好感を持ちました!また 2位のチームは、去年も受賞した「新体操」のグループで、柔軟な身 体を駆使して、妖精のような綺麗な踊りでした♪優勝したチームは、 宝塚の男装の麗人みたいなスーツ姿で、途中から洋傘を持って、ミュ ージカルのような洒落た踊りでしたし、服装も雨傘もシックな色に統 一してて、全体的にとてもセンスがよかったと思います♪だから、普 通のダンスコンテストだったら、ゼンゼン問題ないし、僕も惜しみな い拍手を贈りたい所ですが・・・なんてったって「ぶらぶら節」で踊 るんですから、その辺りのギャップに抵抗感があったんです!審査員 に、舞踊や音楽の専門家がいない点も問題かもしれませんネェ・・・ それに選考過程が明示されてないので、どう言う部分が評価されたの か減点されたのか、一向に判らないと言うのも問題かもしれません! |
同じ長崎県の佐世保市で開催されてる「よさこい祭り」は、今や全国 規模になってて、北海道からも参加者があり、参加チーム数も50チ ームほどで、丸2日間に渡っての大きな催しに成長してます!「ぶら ぶら踊りコンテスト」を、長崎市独自の一大ページェントにして、全 国から沢山の人に参加して貰う事で、長崎観光の活性化に寄与しよう と思うんだったら、もっとキッチリとしたコンセプトと規約を確立し て、審査方法もガラス張りにして、誰もが納得出来るような、入賞し ようがしまいが、参加者全員が楽しめるような工夫を、主催者と市の 観光課に頑張って欲しいと思います♪他県の人の方が、より長崎らし さに憧れてらっしゃるでしょうしネ! |